組み合わせた運営モデル
5棟を2名で運営する架空の施設を例に、5つのサービスを組み合わせた一日の運営をご紹介します(モデルケースです)。
朝 6:30 — 夜間の出来事を、朝の時点で把握
最初に確認するのは、スマートフォンの通知です。
前夜0時20分、1棟で騒音を検知しました。室内での通知でも収まらなかったため、施設の名前で宿泊者へ電話で連絡し、「これから静かにします」との返答を得ています。0時35分には騒音が収まりました。
この間、スタッフは誰も起きていません。 状況を把握するのは翌朝です。近隣の方からの連絡もありません。
夜間には電話も2件ありました。1件は道順のお問い合わせで、通話の中で案内を終えています。もう1件は翌日の到着が遅れるとのご連絡で、用件の要約が届いています。
朝 8:00 — 当日の対応を、一覧で確認
画面を開くと、未対応の案件が上から順に並んでいます。
- 昨日の忘れ物の確認を折り返す(期限: 今日)
- 明日到着予定の方へ、入館方法を改めて案内する(期限: 明日)
- 先週の日報の確認
案件を探す作業はありません。 対応漏れがないかを思い出す時間が不要になります。
2件目の案内を送ります。到着が遅れることは前夜の電話で把握しているため、その点も書き添えます。
→ 接客システム
昼 12:00 — 現場の業務が、本部を介さずに進行
清掃スタッフから、現場のスマートフォンで作成した日報が届きます。
日報は普段お使いの集計表にそのまま記録されるため、転記の作業はありません。 手順について気づいた点は、権限を持つスタッフがその場で手順書に追記できます。
手順書をスマートフォンで参照できるため、本部から現場へ確認の電話をかける回数も減ります。
→ 接客システム(手順書・日報)
昼 14:00 — 3つの予約サイトからの予約
3つの予約サイトから、それぞれ予約が入っています。いずれかのサイトで予約が成立すると、他のサイトの空室は自動的に閉じられます。
来月の連休の料金を変更することにしました。当社へ連絡すると、その日のうちに3サイトすべてに反映されます。特定のサイトだけ料金が古いまま残ることはありません。
ホームページからの直接予約も1件入っています。こちらは手数料がかかりません。ホームページのお知らせは、先週更新したところです。
夕方 17:00 — 翌日の事前チェックイン状況を確認
翌日チェックイン予定の宿泊者は3組です。事前チェックインの記入状況が一覧に表示されています。
未記入は1組のみのため、その1組に連絡します。これで翌日の受け入れに備えられます。
夜 22:00 — 通知がなければ、確認は不要
緊急度の高い案件だけが通知される設定にしています。通知が届いていなければ、画面を確認する必要はありません。
夜間に念のため画面を開く必要がなくなり、一日の業務を区切れるようになります。
このモデルを支える3つの要素
未対応の案件が見える
案件を探す必要がなくなることで、探す時間だけでなく、見落としへの不安も解消されます。
夜間にスタッフが待機しない
夜間の待機が不要な体制は、電話と騒音の両方に人手を介さず対応できて、はじめて成り立ちます。どちらか一方だけでは、夜間の対応が残ります。
予約の経路が広がる
予約サイトへの掲載が増え、直接予約の窓口もあるため、予約の入る日が増えます。運営の手間は増えないため、増えた予約がそのまま収益につながります。
ここでご紹介したのは、5つのサービスをすべて導入した場合の運営例です。すべてを同時に導入する必要はありません。施設の規模や体制によって、効果の出やすい導入順は異なります。詳しくは規模別のおすすめ構成をご覧ください。